今週はスーちゃんの2歳の誕生日でした。
春はシマリスの発情期なので、たまに「プルルルル」と春の歌をうたいます。
この季節は、ヨモギがいろんなところに生えています。
私の家の向かいに不動産所有の空き地があり、そこにヨモギがたくさん生えていたのですが、今週業者さんが刈っているところを目撃してしまい「もったいない・・・」という気持ちでいっぱいでした。
ハーブの女王様と言われるヨモギは、女性のための植物と言っても過言ではありません。
肌荒れや冷え、肩こり、更年期や生理痛、生理不順、産後や妊活、PMSなどに効果があるとされるヨモギ蒸しはもちろん、お灸に使われる「もぐさ」もヨモギから作られています。
ヨモギは冬以外の季節に見られる植物ですが、春のヨモギは一番えぐみが無く、食用に良いです。
今年も、ヨモギをお茶にしたり、ヨモギ団子やヨモギのパンケーキ、ヨモギの天ぷらを作っていただきました。
それから今年は、初めてヨモギオイルを作りました。
我が家は子供たちが強いアレルギー体質で、スギやヒノキの他にも、わかっているだけでホソムギやカモガヤ、ブタクサなどたくさんのアレルギーがあります。
特に長男は皮膚の状態もひどく、顔や首、手足など肌の露出している部分が痒くなるようで、かきむしって傷になり、寝具や衣服に血がつくほどです。
ヨモギのアレルギーも少しありますが、加熱するとアレルギーが出ない事があります。
※ヨモギはキク科なので、アレルギーが疑われる方はパッチテストなどをして慎重に扱ってください。
病院からステロイドを処方されていますが、薬で症状が治まったように見えても根本的な解決にはなっていないので、何度も繰り返します。
ヨモギのアレルギーがあるのにヨモギオイルってどうなんだろうとも思いましたが、アトピー性皮膚炎の方が良くなった事例もあるので、試してみました(パッチテストをして安全を確認しました)。
ヨモギオイルの作り方は、ヨモギを洗って少し乾燥させ、鍋に入れてひたひたになるまで注いだ油と弱火で混ぜながら成分を抽出します。
油は無色無臭のものを使います。私は太白のごま油を使いました。
また金属の鍋は避けて、土鍋やホーロー鍋を使います。
1時間ほど煮て、オイルが緑色になったら、ガーゼで濾し、瓶に移し替えます。
できあがりはサラサラで、身体に塗るときにポタポタとこぼしてしまうので、量に対して10%ほどの蜜蝋を混ぜてバームにしました。
指ですくえる程度の粘度で、ぽたぽたこぼれないので子供でも扱いやすいです。
蜜蝋の量を増やしてかためにすると、リップスティックも作れます。
ちなみにスーちゃんはヨモギが好きなようで、ヨモギオイルを塗った部分からヨモギの匂いがするので食べようとしているのか噛まれる事があります。ヨモギオイルの抽出に使った後のヨモギを食べます。シマリスは雑食なので、ヨモギは少量ならば問題ないようです。
長男は毎日、お風呂上りに病院から処方される保湿剤と薬を塗っていましたが、ヨモギオイルを塗るようになってから、痒みで夜中に目が覚めることがなくなったようです。
搔き傷も減ってきて、落ち着いています。
ヨモギオイルには、抗炎症作用があり、肌の炎症を抑える効果があります。
アトピー性皮膚炎や湿疹などの緩和が期待できます。
保湿効果や抗酸化作用による美肌効果もあるので、女性にも嬉しいですね。
今年は、ヨモギの他に、松葉を使った松ジュースや、スギナ、ドクダミ、ローズマリー、ミントなどもお茶にして飲みました。
我が家の庭にはペパーミント、スペアミント、アップルミント、オレンジミントの4種類のミントが植わっています。
お味は、それぞれの草の感じが強いですが、飲めないほど不味いというわけではないと思います。
私は身体に良いものが好きなので、どうしても無理という味や匂いでなければありがたいものだと思っていただきますが、「雑草=邪魔なもの、ごみ」だと思っている人からすると抵抗があるようで、変人のように見られます。
今年はニガヨモギを使ったナメクジ駆除剤も手作りしました。
我が家の北側に、隣の家の雨水排水ポンプがあるのですが、そこからナメクジがやってきて、庭で育てている大葉やイチゴ、花などを食べられていたのです。
庭のナメクジが気になり、夜な夜なナメクジパトロールをしていましたが、探して熱湯をかけていてもキリがありません。切断しても数週間で再生する生命力の強さです。
ニガヨモギはヨーロッパに自生するヨモギ科の一種で、強い苦みが特徴です。
普通のヨモギと違って、身近なところに自生していません。私はプランターで育てています。
ニガヨモギは一度にたくさん摂取すると神経麻痺などの症状が起こすので、食用ではなく防虫のために育てていました。
ナメクジ駆除剤の作り方は、ニガヨモギと赤唐辛子、ニンニクをホワイトリカーに漬けて、1カ月で完成です。
ひとまず今は、市販のナメクジ駆除剤を使っています。市販の駆除剤は1カ月で効果がなくなるので、手作りの駆除剤が完成したら、そちらを使おうと思います。
ちなみにナメクジ避けとして、卵の殻を砕いたものや乾燥させたコーヒーの出がらしなども撒いていましたが、あまり効果はないようでした。
ですがくだいた卵の殻も乾燥させたコーヒーの出がらしも肥料にもなるので、生ごみとして捨てずに利用しています。他にも、バナナの皮や小松菜の根やブロッコリーの茎の皮などの生ごみも、細かく刻んで乾燥させて肥料にしています。
これから梅雨の季節にかけてナメクジが活発になります。
枯葉を掃除したり、鉢の直置きをやめたり、庭に入れないように、また増やさない工夫をしたいです。
雑草と呼ばれる草花は、戦前までは身近な生活に利用されてきたものばかりです。
タンポポは野菜として扱われていましたし、松葉は第二次世界大戦後のシベリア抑留中の日本兵が栄養不足に陥った時に、ご飯と炊くときに一緒に炊いて栄養を補給したり、お茶にしたりして、日本兵を救ったと言われています。松は中国では「仙人の食べ物」と言われているそうです。スギナは、原爆が投下された地に初めて芽を出した植物と言われるほど強さがある草で栄養豊富です。スギナは地下茎でつくしと繋がっていて、つくしが胞子を飛ばします。
生ごみだと思っていたもの、雑草とされている植物が、実は価値のあるものだったりします。
物価高の今、身近なものに目を向けてみると、素敵な発見があるかもしれません。
最後までお読みいただきありがとうございました。
※野草を採取する際は、土地の所有者の許可をとりましょう。
農薬や除草剤などがかかっていない場所か確認してください。
一度に大量摂取せず、様子をみて少量から始めてください。

