大殺界は本当に怖い?中国式四柱推命でみる要注意な時期

四柱推命

細木数子さんのNetflixドラマ「地獄に堕ちるわよ」が話題になっていますね。
近くの本屋さんでも毎年、年末になると店頭に六星占術の本が並び、死してなお人気があるのが伺えます。
細木数子さんは本や雑誌で徐々に知られるようになったあと、テレビ出演で日本一有名な占い師として知名度が向上しました。
当時のテレビ局も、数字が取れる存在として細木数子さんを起用し、特番や改名企画などを組んだことで、細木数子さんのキャラクターと「六星占術」「大殺界」という言葉が一気に浸透しました。
今回のNetflixドラマでも「視聴率女王としてメディアの寵児になっていく半生」がテーマとして描かれていて、当時いかにメディアと結びついていたかが取り上げられています。
肝心の占い的中率は34%と言われているのに、これほどまでに人気の理由は、ご本人のキャラクターや話術、そのイメージを増幅したメディアの影響が大きいです。

 

細木数子さんの命式

生年月日はネットで調べました。
出生時刻はわからなかったので、時柱は空白です。
四柱推命ではなく三柱推命になってしまいますが、格局は従強格になりそうです。

天干の中で、月干の乙(印綬)が1番強いです。
乙(印綬)は春の太陽(日干の丙)に暖められて(強められて)います。
年柱には戊(食神)がありますが、この場合は乙(草花)を強める花瓶の役割になるので喜神になります。

細木数子さんはカリスマ性のある方なので、内格ではなく、従格だろうと思います。
命式を見るまでは、従財格かなと予想していました。
カフェやクラブ、ディスコを開いたり、芸能プロダクションを設立したり、高額な墓石や供養を勧めていたので、命式に財星がありそうだなと思っていました。

時柱がわからないので断定はできませんが、恐らく従強格だろうと考えます。
聡明で、要領が良く、頭の回転が速い方です。
当時のテレビ番組で、鑑定する出演者の方の過去の情報などをスタッフが調べ上げていたそうですが、そのような情報を容易に記憶されていたのではないかと思います。

 

大殺界はどんな時期のこと?

六星占術は12の運気、「種子(しゅし)、緑生(りょくせい)、立花(りっか)、健弱(けんじゃく)、達成(たっせい)、乱気(らんき)、再会(さいかい)、財成(ざいせい)、安定(あんてい)、陰影(いんえい)、停止(ていし)、減退(げんたい)」によって構成されています。

その中でも健弱(小殺界)、乱気(中殺界)、陰影(大殺界)、停止(大殺界)、減退(大殺界)の5つの運気は殺界(さっかい)とされていて、「陰影」「停止」「減退」の3年間、3カ月間、3日間のことを大殺界と呼び、誰でも訪れるとされ、何をするにも良くないとされています。

 

四柱推命には大殺界はないけど・・・

日本式四柱推命には「空亡(くうぼう)、天中殺(てんちゅうさつ)」という考えがあります。
戌亥空亡、子丑空亡、寅卯空亡、辰巳空亡、午未空亡、申酉空亡いずれかの2年間です。
大殺界も空亡と同じように「3年間(3カ月間、3日間)続く」とされています。

中国式四柱推命では、忌神が良くないです。
どの十干、十二支が忌神になるか、喜神になるかは人によって違います。

 

大運と年運からみる、「私」だけの要注意期

忌神運が2年、3年と続く事は珍しくありません。

大運だけで見れば、大運で忌神が1度巡れば、5年間は良くない運気という事になります。
忌神運の大運が続けば10年、15年と良くない運気が続くことになります。
行運は、大運と年運の作用を考慮したものなので、大運で忌神運が巡っていても、年運で喜神運が巡る年は大運の忌神運が緩和されることもあります。
「大運、年運干、年運支」の3つの作用を考慮することで、その年の運気を見極めることができるので、十二支だけで空亡だ、天中殺だと決めつけてしまうのは早計です。

空亡や天中殺、大殺界は、生年月日を入力すれば簡単に出すことができ、シンプルで手軽に出せてしまうので大衆受けしますが、当たっているかどうかも定かではない結果に、不安だけを残すという行為は、自らるつぼにはまっていくようではないでしょうか。