忌神と自己肯定感の関係

四柱推命

今回は、最近読んだ本が、「なんだか四柱推命と繋がってるな」と
私が感じたことについて書きました。

その本は「自己肯定感の基本」というタイトルです。
この本を書かれたのは、古宮 昇さんという心理学博士です。
自己肯定感について、実例を交えながらわかりやすく解説されています。
自己肯定感が高いと、自分のことを愛することができて、人生が楽に生きやすくなるという趣旨のことが書かれています。

自己否定が強まりやすい構造の国

日本は同調圧力が強い国です。
正しくないことや、恥ずかしいことをしてはいけないとしつけられ、
本音を話すことはわがままとか自己中心的だと感じやすいです。

戦時中の「贅沢は敵だ!」というスローガンや、「死にたくない」という本音を言えずに飛び立った特攻隊は、その最たる例ではないでしょうか。

記憶に新しいのは新型コロナウイルスです。
マスクをしていない人や、ワクチンを打たない人に対して同調圧力が強まりました。

サービス残業もそうです。
サービス残業が当たり前のように扱われる仕組みや空気が職場にあると、それが普通のことに思えてしまいます。
「昔からそうだった」という、上の世代から引き継がれる慣習の場合もあります。
残っている人がいると、その人の方が熱心に見えたり、断ると評価が下がりそうと感じたり、自分が悪く見られたくないという気持ちになります。

私たちは、秩序を守るために、自分の気持ちを押し殺すということを、子供の頃から繰り返し教えられ、その通りに行動してきました。

人に優しくしなければいけないとか、この場面ではこう答えるべきとか、我慢することは当たり前と疑わず、それが正しいことと信じて周囲に求められる行動をとります。

聞き分けの良いふりをして、本音を隠します。

とくに格局が内格の方はこの傾向が強いです。

また、日本は子供の頃から周囲と競わされる勝ち負けの世界で、
人と比べられ優劣を感じやすいです。

それは自己否定を強めやすい社会の構造です。
国際比較調査のデータからも、日本の若者の自己肯定感は欧米の若者と比べて
極端に低いことがわかっています。

自己肯定感の低さとは自己否定であり、多くの悩みの根本には自己否定がある

※自己肯定感と混同しがちな自己効力感は、「できた!」と感じたときの自己評価のことです。
自己効力感を自己肯定感と捉えてしまうと、失敗したときや、周囲から思ったような評価を得られなかった時に、一気に崩れます。
一方で、自己肯定感とは、ありのままの自分を受け入れて、無条件に愛することです。

 

作者の古宮 昇さんは、自己肯定感を高めるためには、過去から原因を探り、カウンセリングを通して心の傷を癒していくということをされてきました。

本文中に、「ほとんどの悩みの根本には自己否定がある」と書かれています。

 

その自己肯定感が低いと起きる現象が、忌神の事象とよく似ている・・・?

本書には、自己否定の原因は、過去(主にこども時代)に構築された信念や罪悪感によるものから起こると書かれています。

突飛な発想ですが、この自己否定に似た現象が、過去の出来事だけでなく、
運気の影響を受けたときにも、内に沸き起こるのではないかと感じました。

運気の影響は目に見えなくても確実にあり、私たちはその影響を受けています。

たとえば、忌神の比劫が巡る行運では、うまく決断できなかったり、決断しても「本当にこれでよかったのか」とくよくよ考えてしまう。
落ち込んだり、イライラしたり腹を立てることが多くなり、一度そうなってしまうと、なかなか立ち直れない。

忌神の食傷が巡る行運では、人に優しくしなければならないと思い頑張っても、ゆとりが無い状態での親切は、相手にはありがた迷惑になってしまう。
人に貢献しようという気持ちが弱くなる。

忌神の財星が巡る行運では、精神不安から買い物をして散財したり、借金をしてしまう。
心細さや不安定な気持ちから、後々後悔するような女性と(その時点では気づかずに)付き合ってしまう。

忌神の官星が巡る行運では、人から理不尽に扱われたとき、自分を守ったり、自己主張できず泣き寝入りしてしまったり、感情が爆発して攻撃してしまう。
人を信頼できない。
プレッシャーを感じ、ストレスがかかり、うつ病などになりやすくなる。

忌神の印星が巡る行運では、だれかに依存してしまう。
他人を批判して、孤立してしまう。

 

このような作用が連鎖して、

子どもを否定、批判してしまい、子育てに影響が出る。

感情が不安定で、気分の浮き沈みが激しくなる。

人からどう思われているのかを必要以上に気にしてしまう。

NOと言ってはいけないと思ってしまう、NOと言えない。

素敵な人との出会いがあっても、「どうせ私のことなんて好きになってくれない」と、せっかくのチャンスを逃してしまう。

普段ならしないような選択、決断をして、後悔してしまう。

自分を好きになれない。

自分を価値のある人間だと思えない。

 

忌神の作用によって、自己肯定感が下がる?と思うくらい、近いなと思いました。

どちらも、人間関係の悩みが生じたり、うまくいかないと感じたり、生き辛さの原因になるものです。

そうならないために、心を穏やかに保つことを心がける。

普段より慎重な言動を意識して、慎重に決断をする。

忌神の作用が強いと、翻弄されてしまうこともあります。
わかっていても、なかなか難しいこともありますが・・・

それでも、起こり得る現象を想定できれば、対策を打って、備えることができます。

私は、知らないでいて、翻弄されるほうがこわいです。
自分に何が起きているのかを知って、受け入れることは、価値のあることです。

自分を責めたり、周りのせいにしてしまうと感じているなら、
それは自分が弱いからでも、器が小さいからでもありません。

四柱推命は、自分の内側にある性質や、物事の受け取り方の傾向を知る手がかりになる

うまくいかない理由がわからないまま、フタをして隠している、まずはその気持ちの奥にある理由を知ることが大切です。
自分のクセや流れを知ることで、必要以上に自分を責めずにすんだり、相手との違いを少し冷静に見られるようになることもあります。
責めるためではなく、理解するために。
変わらなければいけないと焦るためではなく、自分らしく整えていくために。

四柱推命は、生年月日(と生まれた時間、生まれた場所)から、その人の性質や考え方の傾向などを知ることができる、うってつけのツールだと改めて思いました。

今回ご紹介した、心理学博士 古宮 昇さん著「一生使える!プロカウンセラーの自己肯定感の基本」には、自己肯定感を高める方法なども紹介されているので、よかったら読んでみてください。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。