十干それぞれの日干の基本的な特徴

四柱推命

自分自身を表す干は日干ですが、その日干に当てはまる干は何かご存知でしょうか。
十干はそれぞれ自然を司っていて、その特徴がご自身の性格に現れることがあります。
命式の季節や、日干が喜神か忌神か、強いか弱いか、他の天干との関係性など、天干がどのような状態かによって出方は変わりますが、基本的な特徴を紹介します。

 

日干が甲(大木)の人

日干が甲の人は、幹がどっしりとした大木のような性質を持ちます。
木が天に向かって成長するように、向上心があります。
責任感が強く、正直者で、嘘や卑怯な事を嫌う、真っ直ぐな性格です。
道徳を重んじるので、困っている人に手を差し伸べる面倒見の良いリーダーのような性格です。
大地にしっかり根を張っている甲は、1度決めた事はやり抜く根性がありますが、こだわりを貫く頑固な一面もあります。
ただし、甲に限らずですが、日干が喜神で根が無い命式の方は精神的に不安定になり、意思に迷いが生じやすく、積極性が出なくなります。

 

日干が乙(草花)の人

日干が乙の人は、草花のような性質を持ちます。
控えめで大人しく、優しい性格ですが、大人しそうに見えて意外と独占欲が強く、嫉妬心があります。
協調性と適応力があるので、周囲の状況により対応を柔軟に変える事ができる反面、流されてしまいがちです。
大木に巻きつく蔓(つる)のような、人をアテにする依頼心も持ちます。
長女(身弱の内格)の日干が乙なのですが、家や祖父母宅では自由奔放な甘えん坊で、祖母(私の母)からも「この子はどこでもやっていける」と言われていましたが、幼稚園や小学校では内気で大人しい様子で、今年度の担任の先生からは「内弁慶外地蔵」と言われました。幼稚園から1度も同じクラスになれなかった幼馴染と、今年度初めて同じクラスになれたのですが、その幼馴染と一緒にいる時は長女の弁慶の部分が学校でも出ているようで、担任の先生も長女の二面性を見抜かれました。

 

日干が丙(太陽)の人

日干が丙の人は、明るく周囲を照らす太陽のような性質を持ちます。
器が大きく、執着心はあまりないので、小さな事は気にせず、一晩寝たら忘れるおおらかさがあります。
親切で寛大、裏表がなく、積極的な行動力があり、強引な面もあります。
主人(身弱の内格)の日干が丙ですが、主人の命式では日干の両隣(月干と時干)にある癸(雨)に、日干の丙が挟まれています。雨雲の隙間から少し顔を覗かせているような太陽ですが、夏の太陽なのでまずまずの強さはあります。身弱の内格という事もあり、強く照りつける太陽のような力強さはありませんが、ポジティブで、見返りを求めず日差しを注いでくれる太陽のような寛大な優しさを感じます。

 

日干が丁(地上の火)の人

日干が丁の人は、ロウソクやたいまつの火、鍛冶の火、火山の炎などの地上の火のような性質を持ちます。
洞察力が鋭いので痒いところに手が届くように気が利き、周囲を暖かく照らすロウソクの火のように、身近な人には献身的に親切やお世話をします。
普段は静かで穏やかですが、我慢をしすぎると、ある日突然一気に激しく炎上する炎のように爆発する可能性も秘めています。

 

日干が戊(岩山)の人

日干が戊の人は、岩山、堤防のような性質を持ちます。
水をせき止める堤防のような岩山は、どっしりと落ち着きがあります。
楽天的、温厚な性格です。マイペースで、どんなときも自然体で振る舞う事ができて、少しの事には動じない強さを持っています。
長男(身弱の内格)の日干が戊なのですが、鼓笛部の先生から「山のようにどっしり構えていて頼もしい」と言われた事がありました。
バイオリンやピアノの発表会でも安心、安定感があります。出演する本人よりも見守る私の方が緊張しているくらいです。どうしても譲れない事は譲らない頑固な面もありますが、面倒見がよく穏やかで優しい性格です。

 

日干が己(田んぼ、畑)の人

日干が己の人は、田畑のような性質を持ちます。
知識や情報を柔軟に吸収します。周りの話を聞きながら自分の考えを確立していきます。
迷いが生じやすいので、一つのことに集中するのは苦手で、決断するまでに時間がかかったり、決心がつかずに妥協する傾向があり、優柔不断なところがあります。
おっとりとした雰囲気です。

 

日干が庚(斧、剣)の人

日干が庚の人は、斧や剣のような性質を持ちます。
鉄や堅い金属の刃物のように、鋭く切り倒す力があります。
ストレートな発言は切れ味抜群です。
意思が強く、確固たる信念を持つので、何事にも屈しない性格です。
頭の回転が速く、決断力があり、素早く行動に移していきます。
衝動的な面もありますが世渡り上手です。正義感が強く、義理を重んじます。

 

日干が辛(金、銀、銅、宝石)の人

日干が辛の人は、貴金属、宝石のような性質を持ちます。
宝石は繊細で、美しく、光を反射させます。
繊細な感性を持ち、独特の美意識です。
洗練された気品があり、華やかな世界を好むので、見栄を張ることがあります。
強情でプライドが高いので、弱みや欠点を隠そうとするところがあります。

 

日干が壬(川、湖、海)の人

日干が壬の人は、海のような性質を持ちます。
地形に沿って形を変える水のように、柔軟性や適応力があります。
流れに身を任せるように、状況に応じて臨機応変に振る舞う事ができます。
社交的ですが、依頼心があり、成り行き任せなところも。
気分に浮き沈みがあり、強くなると勢いが出るので、ひとたび感情が溢れ出すと、洪水のように歯止めが効かなくなる一面があります。
私(身強の内格)の日干が壬です。壬は流れる水のようにフットワークが軽いと言われますが、私の場合は強い忌神の壬だからか、引きこもりたいお家大好き人間です。水がよどんでいます。

 

日干が癸(雨、雨雲、雪)の人

日干が癸の人は、雨のような性質を持ちます。
土壌に浸透する雨水のように、穏やかで物静か、内向的な性格です。
水は知性を司る性質があります。勤勉な努力家で研究熱心、学んだ知識で人を助けたり、理想を実現するために活かします。大地に降り注ぎ、恵みを与える雨水のような存在です。
コツコツと努力を継続する忍耐力があります。

 

最後に

ご自身の日干の十干の特徴、当てはまっていたでしょうか。
私はあまり当てはまっていません。日干が強い忌神なので、十干の良さそのままは出てないです。
日干以外の天干(年干、月干、時干)の強さ、干関係、五行のバランスも見ると、自分の日干がどのような状態なのかを詳しく知る事ができます。
もし十干の特性が当てはまらないと感じるなら、日干が喜神で弱かったり、忌神で強かったり、五行のバランスに偏りがあり、十干本来の特性が出ていないかもしれません。

最後までお読みいただきありがとうございました。