運気は、よく天気に例えられます。
私たちは、悪天候が予想されたら、雨具を用意したり、予定を中止したり、行き先を変更したりします。
予想があるから、できる対策です。
てるてる坊主を作るくらいの抵抗はしても、何としてでも天気を変えよう、という考えの人はいないと思います。
運気は、天気や四季、大自然の中の一部のように、人間の力では変える事のできない、
目には見えないけど確実に存在するエネルギーです。
運気が上がれば良い事が起きてハッピー、運気が下がれば良くない事が起きてガッカリ、という事ではありません。
運気が人に及ぼす影響は、そんな単純な事ではありません。
命式から、その人の興味のある事や価値観、思考を知ることができます。
という事は、命式が受ける運気の影響によって、良くも悪くも、それらにも変化が起こり得るという事になります。
人は自分の聞きたい話、都合の良い話を喜んで聞き、
聞きたくない話、都合の悪い話は受け入れたくないものです。
結果(現状やこれから先の行運)によっては運勢を聞く耳を塞ぎたくなるかもしれません。
運気が良くない時期の真っただ中、打ちひしがれていたら、なおさらです。
それでも改善の余地はあります。
楽しみな予定の日の天気予報が雨だとしても、天気を変える事はできませんが
日程をずらしたり、行き先の変更を相談したり、できる範囲で対策はできるように、
もし良くない運気が待ち受けていても、結果を受け止めて、対策を考えられたら、良い未来に繋がると思います。